今回はラケットの選び方と初心者の方向けラケットのおすすめを10本紹介していきます!
最近はオリンピックの効果もあって、バドミントン人口が増加傾向にありますので、進学先の高校や大学でバドミントン部に入部することを考える人や新入部員となった人も多いのではないでしょうか。
また近年の健康ブームもあり、休日に運動する人も多いと思います。
そのような人たちがまず初めに驚くことは、バドミントン用品が意外にも高額なことだと思います
特にラケットは1本2万円を超えるものも珍しくありません
「あまりに高いものだと気が引けてしまう、でも安すぎて失敗するのもイヤだ」
このようなモヤモヤに包まれているかもしれない皆さん
ある程度経験者となった筆者(全国大会にも出たりしています)によるおすすめをご覧になって、その悩みを解決してください!
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目次
※ラケット選びのポイント
まずはラケット選びにおいて特に注目していただきたいポイントを3点ご紹介します。
厳密にいえばもう少し着目したい点もありますが、とりあえず初めのうちは以下の3点に注目していただければ大丈夫です。
1.サイズ
(1)重さ
ラケットの重さは基本的に「U」で表されます。
軽いラケットのほうが扱いやすく、操作性は良いですが、重いラケットのほうがシャトルに力を与えやすいため、スマッシュが速くなります。
まだバドミントンを始めたばかり、またはこれから始めるといった方には、ラケットに慣れるためにも軽いラケットがオススメです
具体的には3U・4U・5Uあたりのラケットがいいでしょう。(Fは少し軽すぎるかもしれません)
数字が大きくなるほど、ラケットは軽くなります
ちなみに下の表はヨネックスのラケットにおける表し方なので、他のメーカーでは6U、7Uといったように表すこともあります。
記号 | F | 5U | 4U | 3U | 2U |
重さ(約) | 73g | 78g | 83g | 88g | 93 g |
(2)グリップ
グリップのサイズは基本的に、ラケットの重さを表す「U」の後に記されています。
「4UG5、3UG6」といったようにGの後に記されるパターンと、「4U5、3U6」といったようにUの直後に記されているパターンがありますが、どちらも意味は同じです。
実際のグリップのサイズですが、「4・5・6」が主流で、数字が大きいほどグリップが細く、小さいほどグリップが太いことを表しています。
細いグリップは操作性が高く、プレー中のラケットの持ち替えが容易であるというメリットがあります。
一方、太いグリップはシャトルに力を与えやすいというメリットがあります。
初めのうちは、ラケットに慣れるためにも細いグリップのものがオススメです。
またもともとラケットに巻かれているグリップの上から、市販のグリップテープを巻いて太さを調節することが多いので、その点からも細いグリップがオススメですね。
ということで、グリップは5・6あたりのラケットを選ぶとよいでしょう
2.テンション
テンションは、ラケットに張るガット(網のところ)をどのくらいの強さで張るのかを表していて、単位は「ポンド」で表されます。
ラケットによって推奨されるテンションは異なりますので、購入時は注目すべきポイントです。
実際のポンド数は、「16-30」の範囲に収まるものがほとんどです。(プロ選手などは例外です)
基本的には、ポンドが低いものほどシャトルがよく飛びますが、スピードはあまり出ません。
またポンドが低ければ、少し抱え込むような形でシャトルを弾くため、コントロールがしやすいというメリットがあります。
一方で、ポンドが高ければスイートスポットが狭くなりますが、そこでシャトルを打ったときにはスピードが出やすいというメリットがあります。
しかしガットを強く張りすぎると、コントロールが難しくなったり、ラケットの破損の原因となることもあるので、初めのうちは推奨張力が低いラケットがオススメです。
ということで、推奨張力が20を挟むものが好ましいでしょう。
(例)「17–22ポンド」、「19–23ポンド」など
3.ヘッドバランス
ヘッドバランスは、ラケットにおいて、グリップ側(下)かフレーム側(上)のどちらに重心があるのか、ということを表しています。
基本的には、ヘッドライト・イーブン・ヘッドヘビーの3つに分かれます。
ヘッドライト (重心がグリップ側)
このタイプのラケットは、スイングスピードが速くなりやすい一方で、シャトルに力が与えにくいというデメリットがあります。
ラケットが振りやすいタイプなので、あまり力に自信がない方にオススメです。
イーブン (中心に重心がある)
このタイプのラケットは、操作性が高く、シャトルのコントロールがしやすいというメリットがあります。
体力に自信があって、粘り強くプレーしたい方にオススメです。
ヘッドヘビー (重心がフレーム側)
このタイプのラケットは、ラケットのスイングスピードが遅くなりますが、シャトルに力をあたえやすいというメリットがあります。
スマッシュを中心に攻撃を続け、相手に打ち勝ちたいかたにオススメです。
さて、かなり前置きが長くなってしまいましたが、それではオススメの10本を紹介していきましょう!
1.ARCSABER 2i (ヨネックス)
こちらはバドミントン用品最大手のヨネックスの製品です。
ヨネックスの人気シリーズ「アークセイバー」の中でも、初心者向けにつくられたラケットですね。
コントロール性を重視する方にオススメです。
2.NANORAY 170 (ヨネックス)
こちらもヨネックスの製品です。
素早い振りぬきが売りのナノレイシリーズからの1本です。
かなりヘッドライトなので、あまり力に自信がない方にオススメです。
3.NANORAY250 (ヨネックス)
こちらもナノレイシリーズからの1本です。
2番のナノレイ170に比べて軽いので、より振りぬきやすくなっています。
またカラーバリエーションが豊富な点も魅力的です。
4.NANORAY 450Light (ヨネックス)
またまたナノレイシリーズからの1本です。
3番のナノレイ250よりも、ヘッドが軽いので振りぬきの観点からみれば、かなりレベルが高いです。
ちなみにナノレイシリーズは、振りぬきやすさが上がるにつれて値段も上がる傾向にあるようです。
5.NANORAY Glanz (ヨネックス)
こちらはナノレイシリーズの中で最高級の製品です。
初心者向けでありながら、この価格とあり異色の1本ですが、この値段の理由は打感にあります。
ナノレイシリーズの中でも最も打感が柔らかい、つまりしっかり抱え込んでシャトルを打つことができることが、初心者の上達を早くするという点でこのような価格となったと思われます。
6.VOLTRIC 30 (ヨネックス)
こちらはヘッドが重く、シャトルに力を与えやすいことが利点のボルトリックシリーズからの1本です。
ボルトリック30は、ボルトリックシリーズの中でもヘッドバランスがイーブン寄りであるという特徴があります。
したがって、初心者ではあるが、スマッシュを中心にプレーしたい方にオススメです。
7.FIERCE CX5600 W-ing (WILSON)
こちらはヨネックスにつぐバドミントン用品メーカーであるウィルソンの製品です。
このラケットはシャトルの「飛び」を売りにしているので、あまり力に自信がない方にオススメです。
カラーがピンク中心なので、女性の方に人気があるようです。
8.FIERCE CX9000J (WILSON)
こちらもウィルソンからの1本です。
このラケットはかなり軽く、またヘッドバランスがヘッドヘビー寄りであるので、あまり力に自信はないがスマッシュを中心に攻撃したい方にオススメです。
ちなみに、2016年のオリンピックで優勝したタカマツペアで有名な松友美佐紀選手も使用しています。
9.ルミナソニックLP (ミズノ)
こちらはスポーツ用品メーカー大手のミズノの製品です。
振りぬきやすさが売りのルミナソニックシリーズの中でも、かなり軽いラケットです。
またグリップが細いので、手が小さい方やあまり力に自信がない方にオススメです。
10.ルミナソニック レグ (ミズノ)
こちらもルミナソニックシリーズからの1本です。
操作性が高いので、シャトルのコントロールがしやすいです。
したがって体力に自信があり、粘り強くプレーしたい方にオススメです。
以上が筆者オススメの初心者向けラケット10本です。
ある程度ポイントをおさえて書いたつもりですが、やはりラケット選びは迷ってしまうと思います。(筆者も迷います)
なのでどうしても決めきれない場合は、予算や好みの色などの観点からラケットを選んでもいいと思います。
やはりラケットは折れたりしない限り、長く付き合っていくものであり、使っているうちに自分の手に馴染んできますので、あまり心配せずに好きなラケットを購入してください。
本当に本当に迷って迷って仕方がないという方は、6番の「ボルトリック30」にしましょう。(単純に筆者がボルトリックシリーズが好きだからです笑)
では長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
楽しいバドミントンライフを送れるように頑張ってください!
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